私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【その他/双極性障害】社内ニートをやっていたら双極性障害になった話

ブログを更新するのは随分久しぶりだ。このブログは誰にも忘れ去られたディストピアとして生きていくつもりだった。

しかし、現在の私の状況が人のためになるとしたら……そう思い再度、ブログを始めることにした。もし、私と同じ状況にあるならば、そして社内ニートという心をついばむ状態にある人に対して。少しでも私の現状を伝えようと思う。

 

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【うつ病】人生の休暇 「夜に逃げない夜逃げ」

ここ最近、ブログを開くことをしていなかったが、すっかり世間は八月である。

理由は単純で我が家のWi-Fi容量が満杯になってしまったためにネット接続できずにいたのだ。まあ、いいんだよ。このブログは半分、私の日記なのだから。

 

それはそれとしていくつかのトピックがあるので紹介したい。

 

●9月から無職がほぼ確定した話

派遣会社より、一度、仕事を辞めてはどうかとの打診があったため応じた。結果、9月からは無職になりそうである。社内ニートからは無事卒業できる見込みだが、同時に社内からもすることになりそうだ。

なので、現在、短期で働ける仕事を模索中である。短期である理由は後述。

 

●「夜逃げ」というパワーワード

婚約者より「山での生活をしてはどうか」との打診があった。元々、私が都会での生活が苦手なため、これを機に生活から一新しようとの打診であった。

その話に、私は乗った。そのため、来年には山間部への移住を予定している。結果、今は短期の仕事で食いつなぐしかない。

短期のアルバイトって何があるんだろうなぁ、と考えているが、まあアルバイトなら適当な理由をつけてやめられそうだな、と模索している。山間部では夢のキッチンガーデンが持てるかもしれないので、今から楽しみだ。

 

●モルモットの仲がいよいよ引き裂かれた件

先日、子供のモルモットを飼った話はしたと思うが、こいつが成人した(モルモットの成人は半年)途端に意識を持ち、先輩を攻撃し始めた。挙句、先輩モルモットがはげ始めた(本当に毛が束になって抜け始めた)ので別居する方針になった。

今では別々のケージで飼育しているが、先輩モルモットが散歩に出かけると足音で「あいつがいるなら出せ!」と言わんばかりの攻勢ぶりである。我々としては先輩モルモットのストレスがないように配慮するしかあるまい。

ゆえに後輩モルモットはケージを分けられ不満そうだ。不満なら、仲良くしておくれ。頼むから。

 

以上が私の最近である。まあ、モルモット2匹と婚約者に囲まれて穏やかに生活をしている。最近の合言葉は「どうせ夜逃げするんだし」である。そのうち、私のつたないギターから夜逃げの歌が紡がれるかもしれない。そんな技術ないけれど。

【うつ病】人生の休暇 「休暇おかわり!」

うつ病と銘打っている割に、このシリーズの記事はうつ病について取り上げることが少ない気がする。というのも意図的にアウトプットするものくらいはきれいなものや、楽しいものをピックアップしているからだ。とはいえ、楽しいものがアウトプットができない場合ははてなブログ自体開かないため、こうして更新が滞るのだが。

 

最近の楽しみは新しくきたモルモットである。小さくて、ちょこちょこ動いて、日に日に先輩モルモットに似た仕草をしているのは見ていて楽しい。

親子ほど年の離れた二匹だが、先輩モルモットも諦めたかのように受け入れている。新人がピョンピョン跳ねている横でのんびりと眠っている。

 

そんなモルモットを横目に、私は人生の岐路に立たされていた。

 

まず現状について話そう。まず、病状は良くなってきている。今まで体力も精神力もゼロだったので、ずっと寝てと食べてを繰り返していたが、ようやく家の中であれば作業ができるまでに回復してきた。

とはいえ、逆にいえば思考できる体力が戻ってきたということなので、鬱々しい考えも増えてきたのは事実だ。自分の思考の癖を考えながら、できるだけ良い方向に導いてやりたいのだが、果たしてうまく行くのだろうか。

 

そんな状況で休暇が終わろうとしていた。婚約者と考え「1日外出したら2日眠る体力しかないのに仕事は無理だ」と判断し、派遣会社に休暇の再申請を行うことになった。

結果はまだ出ていない。先程「現在調整中です」という電話を受けた。しっかり治すべきである、という人間味と、早く仕事に復帰しないと契約を切られてしまう、という業務上の要点が混じり合った内容だ。営業も人間。身をあんじてくれていることに喜びを感じながらも申し訳なさも感じていた。

とはいえ、ない袖は触れない。営業は私に「クラウドソーシングにシフトしてはどうか」と提案してきた。人材が資本の人材派遣会社が、その人材を放牧してくれようとしているのだ。社会人の理念からすればビジネスにならない方向に舵を切ろうとしているのである。随分と良い人だ。出世は難しいかもだけど。

 

そうだな。自分で生きる力を蓄えるのもありかもしれない。

幸い、プログラミングの能力はあるし、文章を書くのも苦にならない。データ入力程度なら復帰できそうではある。

というわけで休暇をおかわりしつつ、病気を治療しつつ、人生の選択をしなければならないようだ。まあ、休暇おかわりは失敗の可能性ありだけど。まあ、気長にやるしかないのだ。

疲れたら休む。モルモットみたいに生活することを心がけよう。

【うつ病】人生の休暇 「人の心モルモット知らず」

うちで飼っているモルモットのうち一匹が亡くなって、もう一匹が癇癪を起こすようになった。

ペットシーツを破き、暴れるようになったのだ。

もともとは大人しく、人見知りなモルモットなのでそのようなことはしなかったのだが、小さい頃から同じケージで育った弟分を亡くし、彼なりに悲しんでいたのかもしれない。

とりあえず、彼のストレスを発散させるために部屋を散歩させることにした。最初はビビって出てこなかったが、ついに散歩を催促するまでに至った。

 

さて、それと同時にケアすべきは人間の心である。

やはり二匹から一匹になったケージは寂しいということでもう一匹飼育することになった。

やってきたのは生まれて4ヶ月、クレステッドという種類のモルモットだ。三毛の毛並みがなかなかキュートである。

 

我が家の親分モルモットとの初対面。新入りは固まり、親分は興味津々であった。

親分の方は生まれたときから多頭飼育のため、他の個体へ露骨に威嚇をすることはない。ただ、興味はあるようで耳をあまがみしてみたり、毛をもぐもぐしてみたり吟味し始めた。

一方の新入りは他のモルモットなど見たのはほぼ初めてなのだろう。固まったまま動かなくなってしまった。されるがままである。しかし、数十分後、ついに堪忍袋の緒が切れたのか、威嚇し始めた。

 

興味本位で新入りに挨拶する親分と、警戒心から喧嘩腰の新入り。

喧嘩の結果、小屋を追い出されたのは親分であった。

 

「ご主人、なんか小屋を追い出されたよ」という顔で見上げる親分。そんな顔するでない。その小屋の主はお前だぞ。

とりあえず小屋は2つに分けた。我が家にモルモットアパートができた瞬間である。

 

はて、新入りはどのような子だろうか。今から楽しみである。

【うつ病】人生の休暇 「失われた夏と取り返した夏」

梅雨が来ない。

我が県では梅雨入りをしたという知らせは届いたものの、一向に雨が降らない。毎日、さんさんと太陽が照り付け、サングラスにビーサンを履きならしたナウでヤングなギャルが街を闊歩している。

夏だ。梅雨は消え失せてしまった。

 

そんな暑さにエアコンをかけ、家でゴロゴロしていた私と婚約者はふと思い立って冷たいものを食べに行こうとなった。近所のカフェがかき氷を始めたというので出向いてみる気になったのである。

日差しをよけながら汗だくで歩くこと十分ほど。カフェに到着した。エアコンのきいた店内でとろけながら、婚約者はクリームぜんざいを、私はキウイフルーツかき氷を頼んでみた。でてくる巨大なかき氷。嘘だろ、これで八百円なんて……と驚きながらも口にする。甘くて酸っぱい。目が覚めるような冷たさとありがたがりつつ、二人でそのまま冷気を体へと取り込んだ。

 

店内を出ると、あれだけ嫌だった熱気が温かく感じられる。たくさん食べた氷が体を相当冷やしていたようだ。真夏の日差しがうれしくて、そのまま二人で公園へと向かう。日陰のないブランコを漕ぎながら、いまごろ子供たちはエアコンのきいた部屋でゲームであろうかと想像を膨らませた。

 

人は若かりし頃に置き去りにしたことを、残りの人生を使って追い求めるのだという。私の場合、なんであろうかとふと思った。思えば、私は寄り道をしたりすることがなかったように思う。友人とアイスを食べて、公園でしゃべって時間をつぶし、暑さを満喫するなんて一度もしてこなかった。そうか。私が置き去りにした夏はここにあったのだ。想像と違っている点は、アイスを食べてブランコをこぐ相手がかわいい女の子ではなく、ガタイのいい男性だったし、私が女子高生ではない点であろう。

 

そんなことを、クーラーのきいた部屋に帰り、昼寝をしながら考えた。

失われた夏は、今、取り返したようである。

【うつ病】人生の休暇 「過食」

この生活を始めてから、私の装いは日に日に引きこもりへと進化していっている。

現状、寝間着にタオルケットをかぶりPCをタイプしているのだが、これはもう誰が見ても正真正銘のひきこもりである。

 

最低での一日に一回は外出したいところなのだが、私の精神上、難しいと判断し、この二日ほど外に出ていない。当初は婚約者が出社する際に一緒に出掛けようと計画していたのだが、体力があまりにもないため朝は布団の中から送り出すのが精いっぱいなのだ。

布団をかぶったゾンビに「気を付けて」と見送られる気持ちはどのようなものだろう。背後か、背後に気をつけろということなのか。

 

さて、うつ病の症状傾向として私の場合、過食が存在する。

おなかが空いていないにも関わらず、なにかを口でモゴモゴしていたいという衝動に駆られるのである。ガムでも噛んでいればよいのだろうが、あいにくと持ち合わせていない。現状、家にあるのはチョコレート菓子か母親が大量に置いていったナッツ類しかない。ナッツ類はタンパク質を含んでいて、腹持ちもよいのだが、そればかりでは飽きてしまう。結果、チョコレート菓子も一緒に接種してしまい、過食の傾向にあるのは否めない。

 

これだと体重が増えてしまう、と思っているのだが、現状、体重は下がる一方だ。元々、骨太、筋肉だるまだったので、標準体重まで落ちればそれなりの見栄えになるのではないかという考えがある一方で、どうにかして健康的な生活をしなければという考えのはざまで格闘している。

まあ、体と脳に必要なエネルギーの枯渇が原因の一つだろうから、食べるの自体は問題がないのだろうか。よくわからない。しかし、せめて他人に公開して恥ずかしくない食生活を送ろうと思う。まあ、思うだけで実行する体力があるとは言っていないのだけど。