【仕事】ピンチはチャンスってどこまでやればええねん。魔法使いは死んだ!じゃあな!
最近、仕事が増えてきた。喜ばしいことである。
社内ニートの目標は2つに1つ。
即ち、仕事を得るか、仕事を辞めるかだ。
このうちの一つが達成できたのであれば素直に喜ぶべきであろう。ブログの更新頻度は落ちてしまうが、元々PV数の多い大手ブログというわけでもないので、対して問題ないに違いない。
そうやって仕事をやっていると、ある種無茶振りの仕事も増える。
1時間でこれを作って!みたいな仕事は糞くらえであるが、同時に自分が生き残る根を張るチャンスともいえよう。
しかし、糞である。
ピンチはチャンスというが、どこまでがピンチで、どこからがチャンスよ。
越えられない壁を神は与えぬ。越えられない場合は逃げるも一興。いや、どこから逃げてええねん。
もういい。魔法使いは死んだ!じゃあな!
【目次】
大衆より過ぎた技術を持つ者は魔法使いである
先日、こんな記事を書いた。
上記でも記載しているが、大衆より過ぎた技術を持つ者は最早魔法使いと同義である。
魔法使いは魔法を扱えるものを指す。
魔法とはすなわち「不思議な事を起こさせる術」であり、プログラムもプログラミング技法が一般的ではない世の中である場合はこれに等しい。
つまり、プログラムを生成できるプログラマは魔法使いだ。
どんなに根性のいる仕事でもアラ不思議。ボタン一つ5秒で完了。
しかし、それと同時に大衆は理解しなければいけないことがある。
魔法にも時間と準備と手間がかかることを。
魔法使いだって魔法の準備くらいするんだよ
世の中、プログラマに仕事を頼む人というのはプログラムを理解していない人が多いように思う。
だからこそ「新機能くらい1時間もあれば余裕っしょ!ウェーイ!」みたいな大学二年生ワンチャンあるっしょ居酒屋二次会飲んだくれコースみたいな発想が浮かぶのである。
しかし、考えてほしい。奇術や魔術と呼ばれるものは手品に等しい。よほどの奇跡でもないかぎり、その裏には綿密な準備と手間と時間を要している。
それを必死こいて生成することを生業としている相手に対してその態度はいかほどであろうか。
もしこれらを省いてしまえば、質が落ちたものを納品するよりほかない。
それを「会議まであと1時間しかないけど、この表をボタン一つで生成してね★あ、ぼくは会議に出てるからレスポンスできないけど★」みたいな人が多いのはこういうからくりがあるのである。
そして生み出された突貫工事のクリーチャーは、ハウルの動く城に出てきた自立型城みたいにフラフラと、ガラクタまみれの物質へとなり下がる。
そもそも、ハウルの動く城が原型を保っているのは魔法の力があればこそ。いくら技術者が魔法使いが同義であるとしたところで所詮は別物だ。彼らに魔法の力はない。
突貫工事で作られたハウルの動く城はどこかで瓦解するしかないのだ。
頼むから、魔法使いが魔法を使えるように取り計らっておくれよ
だからこそ、質のいい魔法を見せてもらいたいのであれば、それなりのコストを要求するしかない。
しかし、そこを理解していない人がおおいことも事実である。
せめて、この記事を見た人は、魔法使いが魔法使いであれるよう、技術者が技術者であれるよう、最低限のマナーを守ってもらいたいものである。
何が言いたいかというと、できればVBA資料の作成は1日前にはいってほしいし、余裕をもって3日くらい欲しいのだ。
魔法使いが、魔法を使うために……(死にもの狂いで納品しながら)