【仕事/退職/転職】退職、転職して変わったこと
退職のプロ?何を偉そうなことを言っているんだ雑兵風情が。
『一度も継続して長年働いた会社がない』って言え!
……という声が聞こえてきそうである。
いや、まさしくその通りだ。
私は都度、書いているが複数回退職と転職を繰り返している。その体験を他の人に役立ててもらいたくてブログへ書いているのだが、今日は退職と転職を繰り返した挙句見えてきたマインド的なものでも列挙しようと思う。
人生いろいろ。仕事もいろいろ。
【目次】
結局、大事なのは行動力と気づく
仕事は歩いてこない。
だから毎日、就職活動を行う。
新卒で仕事を始めたときは『卒業した大学』のブランドを背負って『若さ』というスーツを纏って社会へ出た。
結果、その二つの力によってある程度、会社が声をかけてくれていたのだと気付く。
そもそも、新卒時代であれば企業側も大きな窓口を設けて「うちで新卒採用しますよ!」と大々的に広告してくれるため、人もそこへ向かいやすい。
向こうも新卒がくる、という前提条件のもと準備してくれているので、非常に就職がしやすい状態なのだ。
しかし、退職をした時点でその強みは失われている。
退職者に付きまとうのは『仕事を続けられなかった根性なし』というレッテルと『技術を持ったおいしい人材』といううまみだけ。
よほどの人材でない限り、企業からオファーが来ることなどないのである。
まずは自分が行動すること。
そうしなければ結果などつかめない現状を知ることになる。
「駄目そうならばやめればいい」という気持ちになる
いわゆる、辞め癖というやつだ。
しかし、このメンタルがデメリットかといわれるとそうは思わない。この心を持つことで、自分でブレーキがかかり、少なくとも仕事内容や環境を冷静に判断することができるようになる。
これは自分に合った職場を探す上で、非常に重要な要素だ。
職場の数は無限大。せっかく退職したのだから自分に合う職場を見つけることが、最大の幸福である。
世の中にはいろいろな仕事があることに気付く
求人票を眺めていると、本当に色々な仕事がある。
葬儀屋、結婚式場、墓場の管理人、探偵、店の調査員。
個性的な仕事を探そうとおもえばかなりの数の仕事が見つかるのだ。
そうやって様々な仕事があることに気付くことで『自分が活躍できる場所』を見つけることに、一歩近づけるのは退職のメリットであろう。
私は7種ほど仕事を経験しているが、経験したうえで『デスクワークが自分に適している』ということに気が付けた。
結局一周したとしても、それに気づけたのは大きな財産になるであろう。
お金に詳しくなる
退職し、転職していくと結局福利厚生や保険について詳しくなる人も多い。
何故か。嫌でも無職期間に保険の処理を自分でするからである。
そうやって保険の手続きをしていく中で「保険料高い!」という気持ちになり、結果、自分の収支を把握するようになる。
私は転職を繰り返したなかで、自然と家計簿をつける習慣がついた。
そして今、こうしてブログに保険のこととか書いているのだから無駄ではなかったといえよう。
退職、転職は"結局自分次第"
退職も転職も、メリットとデメリットの背中合わせだ。
そういった状況のなかで、どちらを選ぶのかは自分次第だし、退職後、どのように動くかも自分次第だ。
上記の話は私の経験である。
しかし、その中には無駄なことなどないと自信をもっていえる。
結局、何があっても自分次第で好転させることはできるのだ。