私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【新卒】ブラック企業「いまからみなさんには退職試合をしてもらいます」

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株式会社武羅筑(ブラツク)へ入社した、俺、新卒Aは同期の起業志望くんと可愛い子ちゃんとともに今日から社会人だ。

しかし、入社日の当日、社長が俺たちに言ったのは「いまからみなさんには退職試合をしてもらいます」という言葉だった!?

 

降り注ぐパワハラ! 上司「この書類、あと一時間で作れよ」

張り巡らされたセクハラ! 女性「俺さん、それセクハラですよぉ~?」

常態化しているアルハラ! 幹部「俺の酒が飲めないというのかね?」

 

そんな中、入社一ヶ月にして起業志望くんからの一言「俺、今月で会社辞めるんだ……」の台詞。残った可愛い子ちゃんはセクハラに圧制され、俺は日々、パワハラの渦に巻き込まれることになる!

 

新感覚!超サバイバル社会人ブラックユーモア小説!ここに爆誕

 

【目次】

 

新入社員のみなさん、ようこそ「社会」へ

新卒のみなさま。入社、誠にめでたい。

そして、ようこそ「社会」という名のステージへ。

 

社会というのは、いままでいた「学生」ステージとは違い、比較的自由度の高いステージである。

そして「学生」ステージで培った能力がそのまま利用できるとは限らないのも、この「社会」ステージの特徴だ。

 

社会人は一言でいえば自由である。

自らの意思で選択し、仕事を行い、金銭を稼ぐ。自分で稼いだお金は自由に扱うこともでき、また時間の選択も自由自在だ。

 

しかし、だからこそ常に潜んでいる闇には目を光らせなければならないのだ。

無知が無力へと代わる。我々はもう、親の庇護下にはいないのだ。

 

「常態化している悪習」に気付く能力を培おう

今日の前置き(本文の前の部分)は楽しんでもらえただろうか。

その文章が笑えているうちはまだまだ、社会で頑張っていけるであろう。しかし、先ほどの文章が笑えなくなった時点で、それは何かおかしいと気付いてほしい。

 

新入社員は、確かに学生を経験した立派な大人である。

しかし、新入社員は社会人としての経験はなく、学生時代の常識が通じないことも多いのだ。

 

だからこそ、自分の身を守る術をすぐにでも身に着けてほしい。

最近はインターネットが発展し、情報を得るのが容易になっている。にも関わらず、年間で何人の人が仕事で精神を病み命を放り出していることか。

 

情報は力である。もし、少しでも疑問に感じることがあればまずは調べよう。

「入社日初日から残業をさせられた」

「タイムカードの運用が違う気がする」

それらが行われている正当な理由を述べることができないのであれば、まず疑うべきである。

そうやって自分を守るすべを身に着けなければ、社会では誰も守ってくれやしないのだ。

 

もちろん、権利ばかり主張をするのは問題である。

しかし、相手が違法なことをしているのに、どうして自分だけおとなしくしてなければならないのか。

 

私「というわけで、社会人が辛くなってきたみなさんに、私が退職をする手引きをさせてもらいます」

まあ、辛くないならそれでよい。きっとその判断は正しいのだ。

ただ、少しでも疑問なことがあったり、退職について知りたくなったら、すぐに情報を探すこと。これが重要だ。

 

兎に角、世の中には私のようにドロップアウトしながらも適当に楽しくやっている奴がいることもお忘れなく。

 

一番大事なのは自分自身の健康である。

それを旨に、新入社員には頑張ってほしいものだ。