【社内ニート】社内ニート多すぎ問題
このブログも栄達したものである。
いや弱小ブログなのは間違いない。PV数も他のブログに比べれば雀の涙どころかではないだろう。
しかし、PV数1桁が当たり前のブログが、最近はそれなりにPV数が安定してきているのは、やはり書いている側としてうれしいものがある。
例え駄文であろうが、読んでもらえる分に越したことはない。
しかし、同時に由々しき事態が発生している。
それは、このブログへの検索流入においてもっとも多いのが『社内ニート』という単語であることだ。
いや、みんなどれだけ社内ニート苦しんでるのよ。
【目次】
くっそ暇だよな、社内ニートってのは
元々、Twitterからブログへ訪れてくださる方が多かったのだが、最近はTwitterへ記事更新の通知を出さない(面倒くさい)ため、現在では検索流入が大きいようである。
具体的にどのような単語が多いのか確認してみたが『社内ニート』の後に空白で空けて『暇』『資格』『ネサフ』『タイムスケジュール』『自滅』『優秀』etc……
え?何?みんな病んでない?大丈夫?
という軽いジョークはおいておいても、実際に、社内ニートは途方もない時間を何気なく過ごさなければいけないため、気が病んでしまうのも確かだ。
上の記事でも記載しているが、外部からの刺激がないと人間というのは著しくパフォーマンスが落ちるし、幻覚などの症状が現れる。
社会ではこの『刺激のない状態』が社内ニートであり、社内ニートは幻覚を見てもおかしくないほどの重圧を課せられているのだ。
でも『優秀』って線もあるのよ、実際
ただ、先ほど列挙した単語の中に『優秀』という単語があるのを見逃してはならない。
社内ニートは決して仕事がないことだけを起因としておこるものではない。
例えば1日で1人がこなせる平均的な仕事の量が10だとする。
常人であればそれを1日かけてこなすのだが、たとえば自分で効率化してこれを半日で終わらせたとする。
すると残りの半日はどうであろう。仕事量は0。社内ニートの爆誕である。
こういった少ない時間で効率よく質の良い仕事をこなすという人財は非常に優秀である。
ただ、日本ではこういった『少ない時間で質の良い仕事をこなす』ということ自体があまり良い評価をされないため、わざと半日で終わる仕事を1日に伸ばしてやっている人もいる。
こういった環境が根付き、そこを温床に会社が回れば、会社の向上は頭打ちになるのだが、まあ、ぶっちゃけていうなら社内ニートは真面目で、半日で終わる仕事を半日で終わらせている場合がある。
そういう場合、本来であれば上司がきちんと仕事量を管理し、新たに半日分の仕事を与えなければいけないのだが、日本ではなぜかこれが「自分で仕事を探せ!甘ったれるな!」という責任転嫁へと発展する。
あー、正直やってらんねーぜ。
気を病まずにできることはなんであろう
そういう優秀な社内ニートが、周囲からの圧力に負け、気を病み、退職していくケースはどれだけ多いことだろう。
計測したデータはないが、結構多いのではないかと憶測している。
実際、この10月に私の所属する事務所へ入った新人派遣社員は「業務が暇であること」を苦痛に、現在、退職交渉中であるという。
社会人であれば、自衛手段は設けるべきだ。
社内ニートになれるほどの優秀な人材が、精神を病んでしまうのは日本社会の損失である。
それを避けるためには、まず社内ニートは自分が原因であるという気持ちをなくし、次に自発的に行動できることを探してみよう。
具体的に考えられる例としては、
- 上長に相談する
- 自発的に作業を増やす
- 資格勉強を行う
といった行動が望ましい。
もし上記行動を行っても変わらない場合、転職を視野に入れることをおすすめする。
社内ニートを社内ニートのまま抱え込むだけ抱え込んで、動かせない会社は体制が古く、向上が頭打ちな企業である可能性が高い。
自らがそういった会社に身を置くことがどれだけ価値のあることなのか、一度見直す機会と割り切って考えてみるのもよいだろう。
折角、この世に生を受けたのだ。
できるだけ、仕事であれど人生を謳歌したいものである。