私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

私は雑兵

様々な思いがあり転職を繰り返すこと2年ほど。派遣社員という形態で今の会社へ入社した。

先に経験した派遣会社は糞の一字であったが、今回は福利厚生もしっかりしている大手なのだ。私の心は晴れ晴れしていた。やってくるIT事務という謎の職種も、バイクで通勤ができることも、その心を助長させていた。

それが今年の4月。今は7月。待てども待てども仕事はない。ここに立派な社内ニートが爆誕したのである。

 

 

社内ニート

社内ニート。別名を社内失業という。社内にいながらして仕事はなく、ただ座っているだけの存在を指すそうだ。

死ぬほど働き、血反吐をはいて、ようやく会社をやめた経験を持つ私にしてみれば天国のようだが、やはりつらいものはつらい。

 

何故つらいのか、疑問が湧いた方は一度考えてみるといい見ても進まぬ時計の地獄を。

 

社内ニートは基本、仕事がない。
あっても簡単なもので、1時間もあれば終わってしまうのだ。すなわち、残りの7時間は暇であり、その7時間をどのように潰すかに全力を出さねばならない。

私は過去にしていたSEの技術を乞われてここに来たはずなのに。

毎日、どのように時間をつぶすかを考えながら過ごす7~8時間は大変苦痛である。

苦痛であるがゆえに早く終わらないかと時計を見る。先ほどから5分しか進んでいない時計を眺め、願う。


早く、業務時間が終わりますように。

 

願わくば……

どうか、馬鹿にしないでほしい。本当にそう願っているのである。


たとえ8時間ほどの空き時間ができたとして、そこでできることはPCをいじるくらいのことなのだ好きな本を広げて堂々と読むこともできず、スマホを眺めることも、床に寝転がることもできないのだ。そんな状況をつらいと思って何がわるい。

 

そして私は考えた。派遣の契約は3年間。3年間の自由時間を得たならば、全力でこの暇をつぶして見せようではないか。

 

そう考えて、私はここ(blog)に至るのである。