私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【その他】暇なので女性オタクを分類してみよう

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一昔前までオタクと言われたらチェックシャツをズボンに入れ、リュックを背負い、極端に太っているか細いかのどちらかな、鉢巻をした男性というイメージがあった。


もちろん、今でもそういったオタクは存在するのだろう。

 

しかし今までサブカルチャーだったアニメやゲームが一般層にまで流出し、メインカルチャーと見分けがつかなくなってしまった。

その結果、コンテンツも多様化し、さらにオタク自身も多様化した。

 

さて、そんな中、旧時代と新時代の狭間で誰ともかぶらずオタクをしている私が、女性オタクについて分類したいと思う。


世の中の男性は女性オタク=腐女子だと思っているようだが、せっかくなので認識を改めてほしい。

 

【目次】

 

(1)二次元が私の王子様 『夢女子』

聞きなれない人も多いかもしれない。

しかし、所謂男性オタクが二次元のキャラクタに向かって「●●は俺の嫁」と言っているのと同じタイプである。

 

彼女たちが恋しているのは二次元であり、もっぱら二次元へ向かうことを心情とする。


そのため、他のキャラクタとくっついたりするのを嫌がる傾向にあり、ヒロインを攻撃する過激派も存在するのも事実だ。

 

また、アイドルオタクと同様に同担拒否なる言葉が存在し、自分と同じキャラクタを好きな人を嫌悪するという最強の同族嫌悪という概念も存在するので注意しよう。

 

ちなみに私の友人にもこのタイプがいるが、去年のクリスマス、好きなキャラクタと結婚した。

結婚指輪を自分で購入するのはさすがとしか言いようがない。

 

(2)男性同士の恋愛を好む 『腐女子

【反対語】百合豚

 

女性オタクの代表としてすぐに名前があがるのがこの『腐女子』である。


この『腐女子』の定義は簡単で『男性同士の恋愛を好む女性オタク』のことを指す。

 

つまり「●●くん、かっこいい~!結婚したい!」と言っている人は腐女子ではない。何故か?
真の腐女子は「●●くんと○○くんが一緒にいるだけで尊い」と言い出すからである。

 

この感じ、伝わるだろうか?

 

たとえば先の夢女子であれば、男性キャラクタと結ばれるのは『自身』である。

 

しかし腐女子の観点でいえば、自身はその辺の壁やほこりであり、男性キャラクタと結ばれるのは男性キャラクタである。

 

彼女たちにとって、キャラクタ同士が恋愛することこそ真髄なのだ。

 

ちなみに、カップリング戦争なる戦も存在するので、彼女たちの語らいへは「へぇ、そうなんだー」と相槌を打っておくのが一番よい。

 

(3)声優さんが好き 『声豚』

男性オタクにも同様の概念が存在する声豚。

なぜ自身を豚とさげすむのか私には理解できないが、おそらく「声優が尊すぎる=自分は豚」みたいな感性なのだろう。

 

彼女たちが好きなのはキャラクタ本体ではなく、それに声を当てている声優である。

 

彼女たちの真価が発揮されるのはアニメ視聴中ではなく、イベントだ。

 

この点、アイドルが声優をやっている映画を見に行くアイドルオタクと似ている感性があるのだろうか。

私は声豚にお会いしたことがないのでわからない。

 

しかし、一度、好きなゲームの舞台を見ようと応募したらかなりの倍率で驚いた。

数自体は多いのかもしれない。

 

(4)新時代が生んだオタク 『2.5次元オタク』

最後に紹介するのは2.5次元オタクである。

 

2.5次元というのは簡単にいうとアニメやゲームを基にした舞台のことで、2.5次元オタクというのはその舞台のキャラクタやキャラクタに扮する俳優を好きなオタクのことである。

 

私の周囲に一人だけいるが、彼女は私の前で嬉々として俳優さんの略歴を語り「かっこいいの!」と恋する乙女のような声を出していた。


「●●ってキャラクタが好きなの?」と聞くと「違う。××さんが演じる●●が好きなの!」と否定された。


乙女心はとっても複雑なようだ。

 

まとまらないまとめ

世の中の男性は、女性オタクを十把一絡げにしてしまうようだが、そこには細かい分類があるのだ。

 

是非、女性オタクと話すときは注意してほしい。


彼女たちにも土壌があり、守るべきプライドが存在していることを忘れてはならないのだ。

 

ちなみにこれを書いている私自身は中国史オタクやバットエンド映画オタク、さらには鬱ゲーオタクであるが、この話はつまらなさそうなので記載しない。