【仕事/退職/転職】転職を続けていたら失業保険がもらえないかもしれない話
仕事に就いた回数:7
半年以上続いた仕事の回数:2
……いえーい!今日も太陽が明るいぜぇー↑↑
という大半の仕事を半年以内でやめ、揚句この転職期間が2年ほどに凝縮されているという屑人間な私であるが、今日は転職ばかりしていて失業保険がもらえなかった話をする。
というか正確には『派遣会社が違法労働をさせていたせいで私が失業保険を受給できなかった話』である。
転職になれたら、仕事なんてポンポン辞める
かねてより、このブログで転職経験をもとに記事を作成しているが、私は1度転職して以降、転職が怖くなくなった。
それにより、何度目かの転職後、いやな職場に出くわしたときも「あ、辞めればいいか」程度に思っていた。
そしてこの時「そういえば失業保険ってもらえるのだろうか?」という問題に出くわした。
転職者の味方、失業保険を受給することができれば退職した後も安泰だからである。
『失業保険』をもらうためには
失業保険を受け取る条件はいくつかあるが、今回は私のように『転職を繰り返し、仕事に嫌気がさして辞めた場合』に絞ると以下の条件にあてはまる。
【条件】
離職日以前の2年間に、被保険者期間が通算して12ヵ月以上あること
要するに、12ヶ月以上雇用保険を払っていれば、失業保険を受け取れるということである。
この点、私は
●システムエンジニア時代 … 6ヶ月(在席は2.5年)
●倉庫作業員時代 … 8ヶ月
●辞めたくなった仕事期間 … 2ヶ月
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合計:16ヶ月
余裕である。
『失業保険』を2度、もらうためには
さて、ここで受給ができます!ならそもそも記事は書いていない。
実をいうと、私は失業保険を1度受給しているのだ。
すると、実は条件に以下の文章が追加される。
【条件】
離職日以前の2年間に、被保険者期間が通算して12ヵ月以上あること(ただし、1度受給していると、期間はリセットされる)
つまりこうである。
●システムエンジニア時代 … 6ヶ月(在席は2.5年)
×失業保険受給 … ここでリセット
●倉庫作業員時代 … 8ヶ月
●辞めたくなった仕事期間 … 2ヶ月
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合計:10ヶ月
そう、1度失業保険を受給している私は、実質10ヶ月しか雇用保険を払っていないことになり、今仕事をやめても受給できないのだ。
……なんということだ
希望はまだあった
しかし、ここで気づいた。
(はて、私が倉庫作業員を行っていたのは12月~翌年11月。雇用保険が支払われていなかった期間があり、この違法期間を足せば12ヶ月に届くのでは?)
そう、私が倉庫作業員として働いていた期間、雇用保険が払われていなかった期間があったのだ。
では、この時期の雇用保険を支払ってもらうことはできるのだろうか。
答えはできる。
派遣会社に意図を伝え、遡求をすることはもちろんのこと、その期間を足せば失業保険を受給することが可能になる。
ちなみに手続きはハローワークで済ませることができ、労働者側から訴えれば100%遡求を行わなければならなくなるようだ。
つまり、こうなるわけだ。
●システムエンジニア時代 … 6ヶ月(在席は2.5年)
×失業保険受給 … ここでリセット
●倉庫作業員時代 … 8ヶ月(+遡求分 4ヶ月)
●辞めたくなった仕事期間 … 2ヶ月
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合計:14ヶ月
結果、私は失業保険を受給できるに至ったのである。
転職で憂鬱になっても
仕事に就いてはやめて、就いてはやめてを繰り返すのは個人の自由だ。しかし、失業保険には落とし穴があることも理解しておきたい。
一番大切なのは、『自分の働き方に妥協しないこと』である。そのためにはこの知識を生かし、様々な仕事にチャレンジしてほしいものだ。
余談だが、実をいうと私は2回目の失業保険を受給していない。
上記は仕事があまりにも嫌すぎて過去に調べたものであり、せっかくブログを再建したのであればと引っ張り出してきた。
似たような記事を読んだことがある人がいれば、それは私の化石を見た考古学者である。