【社内ニート/仕事】仕事は割り切った方が楽だって気づいた話
女性は群れる生き物である。
そして日本人は同調圧力を強く意識する民族だ。
この二つの条件がそろう私は、仕事に赴くたび「みんなと一緒でなければだめだ」と思っていた。
ところがあるとき、知人が教えてくれた価値観で自分の考え方が変わった。
今日はそのあたりについて書いていこうと思う。
【目次】
よそはよそ、うちはうち
元々、真面目で正義感と責任感が強かった私は大学卒業後、入社した会社でも真面目に働いた。
会社と遊びは違うという認識はあるものの、そこでのコネクションを大事にしたいと思っていた。結果、会社の同期と共通点を探し出し、無理やりにでも輪の中に入りこんだ。
できるだけ穏便に、周囲からはずれないように。そう思いながら仕事を進めていた。
やがて時間は過ぎ、私はうつ病になった。
そしてそれが原因で退職した。
地元に帰り、ふとLINEに大学時代の同級生で飲み会が開催されることを知った。
私はそれになんとなく参加したのだ。
私はそこの中でも異色の経歴を持っている人間だった。
退職は一番早かったし、休職も周りは全員未経験。実家に寄生しているのは私だけではなかったが、その子はきちんと働いている。
みんながキラキラして見え、半分、なんで自分がここに来たのかと後悔した。
その中で、一人が「仕事仲間との付き合い方」について言及を始めた。
そしてそれに対して別の一人が返答を寄越していた。
「まあ、仕事の人とは、仕事以外で関わりたくないから。飲み会とかは幹事するけど興味もないし。遊びに行ったりはしないかなぁ」
よくよく考えればそうであった
入社した会社は新入社員の大半が女性だったこともあり休日によく同期で集まり遊びに行ったりしていた。
電車で旅行へ行ったり、温泉も行った。退社して映画を見に行くこともあった。
だが、よく考えればそこまでの関係を結ぶ必要はまるでなく、仕事上、意思疎通がはかれれば問題なかったのだ。
それまで、会社の同期=友人のような関係を築いてきた私にとって、彼の言葉は心に響いた。
確かに、彼らはビジネスをするために存在する。であれば、そこで友人関係にならなければいけないという強迫観念は全くの無意味だ。
それからは仕事で友人を作らなくなった
それ以降、会社で友人を作ろうとふるまうのは辞めた。以来、取り立てて仕事で困ったことは起きていない。
そもそも、女性は集団を作るようにできているのだろう。しかし、それに従わなければいけない義理はどこにもない。
たとえばいじめを受けているのであれば、話は別だ。しかし、そうでないのなら、わざわざ輪に入る必要はないのである。
私は今の働き方が十分に気に入っている。社内ニートではあるが、社内の女性とのストレスは特にない。
そして社内ニートであることも「派遣先が仕事くれないから、もう悩むのは辞めよう」と思い、ブログを堂々と書いていたりする。
割り切りは大事だ。
ストレスにすり減るより、よっぽどマシである。