【社内ニート/仕事】となりの"りせきくん"
社内ニートが気を付けるべきは、自分の背後を通過する人である。
自分のPC画面とか余裕でみられるし、サボっていればばれるし。
我々社内ニートは常に孤軍。
ひっそりと忍び、働いているアピールをしながら過ごさなければならない。
そんな中、最近、やけに自分は画面を切り替えてテキストエディタを隠すことが多いな、と思った。
え?一日にこんな緊張する?と考えたのちに、一つのことへとたどり着いた。
隣の人、めっちゃ離席するやん?
【目次】
離席履歴をとってみた
とにかく離席する隣の人を観察するため、まずはExcelに離席のデータを採取した。
すると、ある1日で以下のようなデータが取れたのである。
【離席データ】
(1) 09:35 - 09:50
(2) 10:00 - 10:15
(3) 11:00 - 11:05
(4) 11:55 - 12:00
- 昼休憩 -
(5) 13:30 - 13:40
(6) 14:15 - 14:30
(7) 15:00 - 15:20
(8) 16:00 - 16:05
(9) 16:45 - 17:00
(10) 17:30 - 17:35
※ある程度キリのいい数字に加工済み
そもそも10回も離席していることに驚きが隠せない。
さらに、時間や状況から何をしているのかも考察してみた。
【離席データ】
(1) 09:35 - 09:50 → ?
(2) 10:00 - 10:15 → ?
(3) 11:00 - 11:05 → お手洗い
(4) 11:55 - 12:00 → 昼食を買いに出かけている
- 昼休憩 -
(5) 13:30 - 13:40 → ?
(6) 14:15 - 14:30 → ?
(7) 15:00 - 15:20 → おやつを買いに出かけている
(8) 16:00 - 16:05 → お手洗い
(9) 16:45 - 17:00 → ?
(10) 17:30 - 17:35 → お手洗い
5分程度の休憩はお手洗いであることが予想できる。
また(3)、(7)は帰ってきたときにコンビニの袋を提げていることから買い出しであることが予想できる。
では、他の15分程度についてはなんであろうか。
ヒントは彼が離席の際に必ず持っていくものであった。
そう、たばこである。
喫煙休憩という闇
私は別に喫煙者ではないし、喫煙者を嫌悪しているわけでもない。
しかし、世の中にはなぜか"喫煙者のみが休憩を許される"という謎の風潮があり、これには異議を唱えたい。
無論、「喫煙反対!紫煙を燻らせるな~!」と言っているわけではない。
そうではなく、なぜ喫煙休憩は許されて、トイレに15分くらい籠る休憩は許されないのかということだ。
別に喫煙をするなとは言わない。
せめて、非喫煙者にも同じだけの休憩時間をくれという話なのだ。
私は過去にお客様から「あいつは働いているのか」と言われたことがあるが
この時、1時間に1回くらいトイレに籠っていた。
それに文句を言うなら、同じペースで喫煙に行く先輩はなぜ文句を言われないのか。
しかもこの隣の人は同じ派遣社員で時給制である。
すなわち、休憩に費やしている約2時間は給与が発生しているということである。
とはいえ社内ニートよ……
さて、ここまで言っておいてあれだが、私は隣の席の人を責めるつもりは毛頭ない。
なぜか?
おそらく彼も社内ニートだからだ。
毎日、暇そうに椅子をプラプラさせながら画面を凝視している。
おそらく私と同志なのだ。そんな同志をどうして責められよう。
以上が、私が暇つぶしに取った記録と考察である。
この役に立たない記事がWebの海に放り投げられることを、とても心配に思う。