【仕事】社畜→社内ニートになって気づいた定時退社の重要性
今日も、社内ニートである。
社内ニートの長所は定時退社できることであろうか。
仕事がないので残っているだけ会社はマイナスになる。
(存在自体が負債であるということは、捨て置こう)
しかし、そんな社内ニートの私だが、過去には社畜に近い生活をしていたこともある。
今回はそんな経験でも書いてみようと思う。
【目次】
社畜、地獄の一週間(一週間で終わればよい方)
さて、社畜である。
当時、システムが止まりプロジェクトは瞬く間に火の海へと化した。
鳴り荒れる電話。
タクシーで現場へ向かう上司。(そして同行する私)
当時、プロジェクトを任されていた若い男性社員は日に日に痩せていき、気が付けばプロジェクトの長が別の人になっていた。
そんな当時のタイムスケジュールはこんな感じだった。
【社畜のスケジュール】
6:30 起床
8:30 出社
9:00 始業
・
・
・
23:00 退社
00:00 帰宅
1:00 ペットと戯れる
2:00 就寝
なんと4時間半しか寝ていないが、これでも「まだまだじゃーん(笑)」と言っている人がいる。
気付いてほしい。
異常なのはどちらも同じだ。
毎日、起きては会社に向かい、帰宅しては風呂に入りペットを小屋から出してやり、就寝するだけの毎日。
食事はコンビニで買い、食べ歩きながら帰る。
健康を置き去りに時間を捻出し、きがつけば1週間。
あ、この土日も出勤だ、などよくある話である。
その後、社内ニートになりまして
さて、そのプロジェクトも見切りが付き、いくつかの地獄をたらいまわしにされた後、私は無事、社内ニートになった。
久々に定時退社をして気づいたことがあるとすれば、この世の中の定時退社をしている人の多さである。
18時台の電車は、いつも満員だ。
23時に帰宅していた頃は「みんな忙しいんだなぁ」と思っていたが、実際は定時退社している人も多いのだ。
明るいうちから帰宅して、夕飯もお弁当も作れて、帰りにゲーセンも寄れる。
なんと素晴らしい日々だろう!なんと晴れ晴れした気持ちなのだろう!
社畜をしていたときは毎日、人々のいなくなった時間に帰宅をしていたため、薄暗い場所を忍者のように帰っていた。
しかし、今は違う。
明るい日差しの下を堂々と闊歩する。
これのなんと心地よいことか。
生きた心地とはこのようなことではないか。
家に帰り、ペットと遊んでも時間は有り余っている。
NHKの番組2355を見ることはできないが、他の番組を見ることができる。積みゲーだって好きなだけクリアできるぞ!ばんざーい!
時間?給与?
さて、社内ニートになって一つだけ困ったことがあったとすれば給与面である。
今までは残業をしていたため、かなりの金額を稼いでいた。
が、社内ニートは残業をしないため、給与は明らかに減っていた。
毎月、減っていく通帳を眺めながら「社畜のころが懐かしい」と思ったこともある。
だが、健康を害してまで残業をすべきかと言われると疑問である。
健康はお金で買えるというが、はたしてそうであろうか?
体を患って、治すためにお金をつぎ込み、また患っての繰り返しは、はたして心地よいものなのだろうか。
私は当時のことを思い返しても戻りたいとは思わないのだ。
とはいえ、社内ニートも暇で辛い。中間が一番だなあ、と私は最近そう思っている。