【仕事/転職】面接では『残業どれくらいですか?』という質問を積極的にしていこう委員会
転職でも新卒でも『残業についての質問』はタブー視されていることが多い。
このように遠回しに聞くことを前提として記載しているサイトが存在するくらいだ。
だが果たして本当に『残業についての質問』はタブーなのか。
タブーでないのであればどうして聞いてもいいのか。
今日はその辺を書いていこうと思う。
【目次】
- そもそも何故、タブーとされているのか
- 『残業について』質問をして落とされたところでデメリットはあるだろうか?
- というか『残業について』質問しないと成り立たない日本社会ってどうなの?
- もう残業について聞いて落としてくる会社はこっちから落としてもらおう
そもそも何故、タブーとされているのか
では、何故日本の転職(新卒も含む)では残業の質問はタブーとされているのか。
こちらのサイトでは以下のように理由づけされている。
残業時間や有給に関する逆質問は、企業側から「仕事への熱意がない人間」と見定められてしまいます。
……Why?
失礼。ついうっかり前世のイギリス人が顔を出してしまった。
兎にも角にも、上記の記事を信用するのであれば人事担当は『残業を嫌う人間』を『なまけもの』だと判断しているということか。
え?まじで言ってる?
『残業について』質問をして落とされたところでデメリットはあるだろうか?
では、今度は採用される側の立場からして話をしていこうと思う。
もし仮に、面接で「残業はどれくらいですか?」とか「休日出勤はどれくらいですか?」と聞いたとする。
そしてその結果「こいつは残業する気ねぇな!」と落とされたとする。
では、果たしてこれで私たちにデメリットはあるのだろうか?
もし、あなた自身が『残業すごいしたい人種』であるならばこの記事を閉じてもらって構わない。
しかし『残業をしたくない人種』が転職活動を行ううえで一番必要なのは『残業のない会社へ就職すること』であり、『残業を質問した時点でなまけもの判定してくる会社へ就職すること』ではないはずだ。
休日出勤も然りである。
果たして、そこまでして残業時間の現状を渋る会社に、貴方は勤めたいのだろうか?
というか『残業について』質問しないと成り立たない日本社会ってどうなの?
そもそも、残業というのは通常の勤務時間内で業務が片付かなかった社員が仕方がなく残る時間というものだ。
つまり、残業をしている奴=業務時間内で業務を片付けられなかった無能であり、加えていうならばその人に適正な量の仕事をふれていない上司が無能ということである。
そんな現実を包み隠しながら「残業きいてくるとか、まじウケル~」と言っている企業が多いのは日本社会のバグなのだろうか?ん?ウィルスか?
偉そうに『残業=正義』とか掲げる前に、まずは自分のその太った残業時間を削ることに従事してほしいものである。
もう残業について聞いて落としてくる会社はこっちから落としてもらおう
というわけで結論。
『残業時間』についてはどんどん質問していこう。
質問して落とされるような企業はこちらから願い下げである。
以上、『残業どれくらいですか?』という質問を積極的にしていこう委員会がお送りした。
是非、ブラック企業に入社しないためにも活用してほしい次第だ。