【仕事/その他】ゆとり世代という時代の被害者
新卒で入社した会社の社長が「君たちは自動ブレーキ型社員だ!」と言い出したときは、ついにこの老人も呆けがきたのかな?と思っていた。
ところが、その時期はやった商品で新入社員をカテゴライズするというのは日本生産本部が行っている恒例行事のようなものらしい。
公益財団法人日本生産性本部 - 平成26年度 新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」
※自動ブレーキ型社員の記事
そしてこの後、立派に「いまどきのゆとり社員は……」と言われ育ってきた私だが、せっかくなのでこの『ゆとり社員』というくくりについて文句を吐き出していこうと思う。
【目次】
『ゆとり社員』の特徴
では、私たちゆとり社員が気づいていない『ゆとり社員の特徴』とは如何なものか。
折角なのでGoogleに「ゆとり社員 特徴」で出てきたこの記事を参考にみていこうと思う。
【ゆとり社員の特徴】
- オフィスにかかってきた電話に出ない
- 上司とのお酒をキッパリ断る
- 顧客よりも自分のやりたいことにこだわる
- 仕事の目的は「転職できるスキル」を磨くこと
- ストレス耐性が低い
- グーグル先生に依存しすぎている
- 自信満々だけれども実践に弱い
- 言われたことしか、やらない
- いつまでもお客様感覚
- 成長したいけど具体的なイメージがない
- 不満を感じるとすぐに辞める
- すぐに結果が出ることにしか興味がない
個人的に気になるのが「上司とのお酒」「転職のために仕事をする」「グーグル検索依存」「不満を感じるとすぐに辞める」である。
……え?別によくない?
上司が進めてきたお酒でも、飲めなかったら普通に断るし、転職のために仕事するのはそれだけ御社に魅力がないってことだし、文明の利器は使いこなせばいいし、ずっと嫌な場所で精神消耗していうほうがあほらしくない?
と、ゆとり社員が申しております。……失礼、ゆとり派遣であった。
そもそも『ゆとり社員』って悪ですかね?
さてここからの疑問。
そもそも"ゆとり社員"って悪なのだろうか?
確かに、前述された中でも顧客を優先しなかったり、いつまでもお客様感覚なのはよくないだろう。
しかし、改めて思う。
時代が変われば人が変わるのだということを。
それを受け入れられない(柔軟性のない)先輩方が古いのであって、べつに『ゆとり社員』だから悪ということはないのではないか。
むしろそういった『ゆとり社員』をどのように使いこなすかが、貴方たちの仕事ではないのだろうか?ん?給料泥棒か?
というかゆとり教育を採用したのは私たちにとっての大人たちだろ?責任とれよ?
そもそも、ゆとり教育を採用したのは、私たちも先の時代を生きていた先輩方である。
それなのに、その施策が失敗であったと反省せずに、できあがった成果物にだけ責任を押し付けるとはどういう了見であるか。
たまに「俺たちのせいじゃない!当時の政治家のせいだ!」とわめいている大人がいる。
いや、お前たちが投票した政治家だろう。責任もて?
以上がゆとりからの意見である。
大の大人がごちゃごちゃ言ってないで、自分たちがよかれと思ってやった責任を誇ればよいのではないかな?