【仕事】派遣社員だけど出世欲はありません
もし、自分が好きな三国志の時代とか戦国時代とかにいたとして、本当に雑兵だったとする。
であれば、私に栄達欲はあったであろうか。
上まで上り詰めて献策したい!とか戦を意のままに操ってみたい!とか強い力を存分に見せつけたい!とか。
……どうも思いつかないのである。
さて、今日はキャリアアップが望めないとよく言われる派遣社員のお話。
ぶっちゃけ上に上り詰めて責任を押し付けられるより、楽にゆるやかに暮らしたい(本音)
【目次】
いまや『終身雇用神話』は崩れ去る時代
長い間雇用し、私たちの生活の基盤となってくれる『終身雇用』は神話上の伝説にすぎなくなってしまった。
正社員はいつだってリストラされる可能性もあるし、そこで甘い蜜を吸う時代は崩れつつある。
そんななかでも、出世という一つの目標があれば正社員にこだわることは必須だと思う。
出世をし、多額の賃金をもらって、生活を潤したい。そういう気持ちを否定するわけではない。
しかし、将来を保証してくれない会社で、もし出世した翌日にリストラされたら?
それまで積み上げてきたものがすべて塵となってしまったら?
そう思うとなかなかどうして、出世というものが魅力的ではなく感じてしまうのだ。
『出世のメリット』が自分にはどうもメリットにならない
そもそも、出世のメリットとはなんであろうか。
会社でよく思われる?
多くの部下に慕われる?
賃金が上がる?
そのどれもが私にとって全然魅力的ではない。
正直、会社での評価など毛ほどにも興味はない。それよりは友人から「雑兵Aさんすご~い」とほめてもらった方が素直にうれしい。
多くの部下なんていらないし、賃金は上がっても年俸制であれば残業代はでなくなるのだ。そうやって社畜になるのは私にとってデメリットでしかない。
責任のある仕事が~とか、やりがいが~などというのは私にとって不要の産物である。
それは美味しいかな?と問いを投げつけざるを得ない。
そういうのは、それが面白い人でやっていってほしい。
世の中には仕事を中心に生きている人がいて、それはそれで否定するつもりはない。
しかし、私はそうではない。仕事ではなく人生を生きていきたいタイプなのだ。
結局、派遣社員をするというのは、出世は捨てるということよ
上記の理由で、私には出世欲というものがかけらもない。
ゆとり社員もついにこの領域まで来たか!と思われる方もおおいだろう。そうだ、私たちよりも年齢と歴史を重ねた方々が選んだ方針が実を結んでいるのである。誇ってよい。
逆を問えば、出世をし、責任ある仕事に就きたい場合は派遣社員が向いていないと言える。
派遣社員を検討している人はその辺も頭に入れて行動をしておいたほうがよいだろう。
責務に追われて一生を終えるのも。
自分の時間を大事にするのも。
どちらも生き方の選択肢だ。