私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【仕事】突然、私がゴーストになってもいいように準備するわ

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昨日、会社を休んだ。

理由は私の疲労と、同居している恋人の疲労

二人して疲労したので、この際と思い休んだのである。

 

私は割と有給を利用するほうだ。

新卒採用で入社した会社では一切使えなかったが、転職を繰り返すうちに「はて、労働者の権利である有給をなぜ使わないのかね?」と思い直し、現在では業務が滞らない程度に有給を消化している。

 

しかし、日本の職場では有給を順当に消化することが良い評価を受けないことも確かだ。

こうしてのんびり仕事をしている私は、さぞ派遣切りしやすい派遣社員に違いない。

 

折角なので、今日から数か月かけて、突然私がいなくなっても業務が回るように準備をしていこうと思う。

 

【目次】

 

アメリカでは、突然労働者が消えることを"ゴースティング"って言うんだって

我が家にテレビはあるが点いていることは少ない。

それよりラジオの方が稼働していたりする。

 

毎朝NHKの「毎朝ラジオ」なる番組を拝聴しているが、その中で最近「アメリカで増えている"ゴースティング"」という話題があった。

 

www.businessinsider.jp

 

ラジオからいきなり「アメリカの職場で幽霊が多発している!」なんて聞こえたときは何事かと思ったが、要するにアメリカは現在、求人が多いので労働者が蒸発しやすいという話である。

 

話は変わるが、私の基本理念は「人間らしく生きる」だ。

朝は日が昇って起き、三食しっかり食べて、季節を感じながら生きる。至って"普通の贅沢"を目指している。

最近はその生活に近づくために貯蓄をしたり計画を立てたりしているのだが、その生活は日本で「怠け者」と認識されることが多い。

 

前述したとおり体調が悪ければ休む。

家族に何かがあれば休む。

仕事が困窮している場合を除き、残業はせず、チャイムと同時にダッシュで帰る。

 

この行動をおこせば、日本の企業大半は「こいつやる気がねえな」と判断するであろう。

 

それ故に、いつだって私が職場から"幽霊"になることもあり得るのだ。

 

自分に依存しないルール作りという見落とされた仕事

そもそも、自分が会社にいなくなったところで会社が回らなくなるというのは論外である。

それは即ち、仕事が共有できていないということであり、会社の上層部が末端までとはいかずとも、部下の仕事内容を把握していないからだ。

 

こんな血流の悪い会社を、健全と呼べるだろうか。

 

いや、確かに「自分しかいない」と社員が思うことは帰属意識を高める上では重要かもしれない。

しかし、ここで作っているのは宗教ではない。会社なのだ。

必要なことは熱狂的な信者を増やすことではなく、労働を健全に行ってもらい、利益を得、その利益の一部を渡すことである。

 

決して、その人間に仕事が結びついている必要はないのだ。

 

そして、人間と仕事を引き離すためには、一人ひとりが行っている業務のノウハウを共有し、他の人間が臨機応変に動けるよう対処することである。

引継資料の作成、ツールでの自動化。こうした方法で空いた時間は新しい仕事にあて、ノウハウを獲得する。

このルーチンができなければ、血流ドロドロの不健康会社ができてしまうのだ。

 

と、いうわけで蒸発用フォルダ作ります

……というわけで、今日から私は蒸発用フォルダを作成し、もし私が突然消えても、幽霊になっても業務が回るように改善していこうと思っている。

 

そもそも、派遣先の会社の業績が悪化しているらしいのでこの3月の更新すら怪しいのだ。

ならば、手を打っておくに越したことはない。

もし、引継資料が不要になったとしても、それはそれで別のだれかとの情報共有資料として使えばよいだけの話なのだ。

 

あーあ、人間らしく生活するのって難しいなぁっ!