私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【お題】ハチドリだって休みたいときくらいあるさ

今週のお題「卒業」

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特にネタもないが、仕事もないこの時間がもったいないのでお題を書こう。今週のテーマは卒業。春ですね。

 

ぶっちゃけ、こんな社内ニートが罵詈雑言を吐き出した肥溜めには似合わない清涼なタイトルである。

なので今日は皮肉をこめて「皆が思っている成功例から卒業した社内ニートが思う、今年学生を卒業し社会人になる諸君へ送る言葉」を書こうと思う。

 

【目次】

 

普通の人生を歩みたい

小学生のころ。みんなは何になりたかっただろうか。

私は「魔法使い」である。大学生になり、就職先を決めなければならなかったのでSEになったが、今でも可能なら魔法使いになりたいものだ。

 

中には「ごくごく普通のサラリーマン」になることを夢描いていた人もいよう。そして年収は600万くらいでおちついて、穏やかで自分をたててくれる異性と結婚して、子供は数人いて、マイホームを建てて……

 

しかし、そんな「普通の社会人」から逸脱した奴がいる。

無論、私である。

正社員になるどころか、派遣社員ですら満期まで勤め上げたことはなく、アルバイトも転々とし「確定申告やってみてぇ」という理由から複数の仕事を掛け持ちしたりもした。うつ病も経験し、リアル「体がうごかねぇ!」という状況も「楽しすぎてやばい」状態も経験するという人生を謳歌している。

 

話を戻そう。普通の人生である。

しかし、普通とはなんであろうか。偏に、彼らのいう普通とは「波風の立たない平和な人生」ということではなかろうか。

 

人間は自然と降下するようにできている

大学を卒業し、あと数日で社会人になる方はいま、なにを考えているだろうか。

 

一つ、人生の先輩がいえることは「波風の立たない平和な人生には、ものすごい努力が必要」ということだ。

「波風が立たない」と「ものすごい努力」というのは一見して反対のように思えるがそうでもない。

人間の人生は下り坂に置かれたボールのようなもので、何もしないをしていると、自然と降下するようにできているのだ。

ゆえに、今の位置をキープするのでさえ、努力が必要である。

 

ハチドリという鳥をご存じだろうか。人間の人生はあれににている。ハチドリは生物でも珍しいホバリングできる鳥だが、彼らは翼を羽ばたかせるという最大限の努力をするから空中で浮いていられるのである。

何もしなければそのままである、などという思考は捨てなければならない。

 

「大学も終えたら、学業なんてしなくてもいい」なんて大間違いだ。人生は生きているだけで勉強の嵐である。むしろ、学術だけやっていればよかった学生時代とは違い、社会人はそこにコミュニケーションや情報操作など様々な要素が複雑に交差する。

勉学一つを行っていれば評価されていた世界から卒業したと考えなければならない。

 

しかし、こうして最下層でたくましく生きる人がいるのも、また事実である

とはいえ、上記したことはいわゆる「普通の成功」を掴み取りたい場合に限る。

例えば、私のように人生の目標を「生活すること」に定めた場合、仕事で必ずしも成功する必要はないのだ。金は必要であるために働くが、血と汗と涙の結晶を作り上げるほど働きたいわけではない。最低限の必要な金銭が稼げればよいのだ。

そう考えれば、仕事で評価されずとも、それなりをキープすることはできる。

 

そう、こうして最下層でたくましく生きる人がいるのも、また事実である。

 

私は努力の方向性を間違い、体と精神を病んだ。結果、坂道の下まで転がり落ち、ならばいっそと肥溜めの最下層で最下層なりに楽しく暮らしている。

この生活を誰に薦めるわけでもないが、それでも誰も私を馬鹿にする権利などないはずなのだ。

 

学生を卒業し、社会人へなる諸君に言えることは三つ。

一つ、人より上に生きたいなら努力をせよ。

二つ、人と同じでありたくても努力をせよ。

三つ、もし転がり落ちてしまったら、私を参考に楽しく生きよ。

 

人生はよい時もあれば悪い時もある。もし辛くなったら、いつでもここへ来るとよい。私なりに、知恵を絞ってる情報を配信しておこう。