私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【うつ病】人生の休暇 「夢と消えた午前」

本日より、会社が休み扱いとなり、事実上の長期休暇となる。

名目は「体調不良の回復」で、ありがたいことに派遣社員としては珍しく一ヶ月の休暇をいただくことになった。最終日には温かい言葉をかけていただき、感謝の念しか表せない。「ゆっくり休んでください」の言葉に、人と会話するのが苦手な私は「はい、完璧に仕上げてきます」と返答してしまった。何を仕上げるというのだろう。筋肉か。

 

そんな人生の休暇の記録をできるだけつけて、リハビリにしていこうと思うので、しばらくお付き合い願いたい。

 

今日は六時に起床。朝食後、ぼんやりとして弁当をつくり、婚約者を送り出した。洗濯物を干し、Amazonでアニメを見ていたはずなのだが、記憶が途中から曖昧だ。ぱっと目があき、気がついたら天井を見上げていた。時計を確認するともう昼である。洗濯物を干したのが八時だったので、四時間ほど眠っていたことになる。

ここ最近、午前中が夢の世界で消えている気がする。日曜日である昨日も午前中に一通り家事をしたあと、眠ってしまった。婚約者いわく「気持ち良さそうだった」とのことだ。ゲームをしている婚約者を眺めながら、布団に横になって雨の降る縁側を想像するだけで眠れるなんて。ずいぶんと贅沢な梅雨の過ごし方だ。今日もそんな感じで夏の空を思い浮かべていたら眠ってしまっていた。本当は読み残しの本を読む予定だったのだが、仕方がない。

 

根本的に体力がないのか、家事を一つしたら休憩するのが当たり前となっている。このままではいけまい。散歩を強化すべきか。はてまた、家でできる筋トレをすべきか。どちらにしろ、まずは体が動けるようにならなければいけない。

とりあえずは家でできる体幹レーニングを行うことにしてみた。効くのだろうか?まあ、なにもやらずぼんやりするのは性に合わないので、暇つぶしぐらいにやっていこう。

 

しかし、数ヶ月前まで平日の午前中を眠って過ごす日がくるとは思わなかった。

モルモットの寝息を聞きながら、隣の部屋でぼんやり眠る。

これはこれで、贅沢なのかもしれない。