私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【その他】化粧をしない女

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男性に「好みのタイプは?」と聞くと芸能人の名前がバラバラに出てくるのに、「好みの化粧は?」と聞くと満場一致で「ナチュラルメイク」なのはなんなのだろう。

 

素直に素から美人が好きっていえ!!!!

 

【目次】

 

化粧をしない女

先日、元同僚から飲み会の誘いがあったため参加した。

メンバーは女性二人、男性二人、そして私。話は盛り上がり、一人の男性が同僚について話はじめた。

 

「僕の目の前にさ、同僚がいるんだけど、それが不細工なんだよ」

 

失礼である。

さらに彼はいう。

 

「もうね、女性としてみれない。だって、化粧してないんだよ?女性はすぐに「化粧したら変貌する」とかいうけどさ。相手は化粧をせずに来てるの!わかる?商品丸出し、パッケージなしだよ!

 

その後、彼の同僚が芸人、ゆにばーすに似ていることが判明し、そのゆにばーすの化粧を見せると

 

「詐欺だけど!詐欺だけど!せめて化粧してから出直して来てほしい!だってさ、こっち(化粧している方)がかわいいじゃん!人畜無害じゃん!」

 

遠回しに化粧をしていない女性を有害認定しながら、彼は酒をあおった。

そんなのだから彼女に振られるのではないか、と女性三人の心にそんな感想を残しながら。

 

高校まで「化粧するな」大学から「化粧はマナー」

そもそも、日本は『化粧』とよばれるものの扱いがへたくそだ。

 

高校生までは「化粧をするな!」と言われ、大学に入った途端「化粧は社会人のマナーです」などといいだす。

そうして高校時代まで真面目に化粧をしなかった優等生を谷へ突き落とした後、ようやく谷底から這い上がってきた"化粧遅れ組"は圧倒的な経験値不足という状況に苦労する。

 

結局「すっぴんの女の子でも愛せる」という言葉は「素がかわいい女の子が好き」という言葉に変換される

 

化粧なんて一朝一夕でベースができるものではない。それでも大学生活を女性として謳歌リア充へとのし上がるには化粧を覚えなければいけない。

 

化粧遅れ女子が渾身の力で化粧をしているあいだに、元々化粧をしていた女性は半分の力で化粧をし、残り半分を勉強や恋人作りに専念できる。

 

なんという格差なのだ。

 

そして私は化粧をやめた

正直にいおう。

ブスは美人に勝てないし、化粧も技術が必要だ。

そんな技術向上に費やす時間が、私には惜しい。その時間は読書にでも当てたい。

 

そもそも、化粧をして世の中にでるから私の平均が化粧をした顔になるのである。常に化粧をしていなければ、私の顔=私のすっぴんという方程式が出来上がり、化粧品のお金も浮くし、いいことづくめなのだ。

 

そして私は化粧をやめた。

化粧など、かわいい人とか、化粧が好きな人に任せておけばいい。

 

そう思ってから、私は仕事以外で化粧をほとんどしていない。

仕事の日も女性が見て「ん?化粧……してる?」くらいにしか思わないものだ。とにかく薄い。

 

なにが「ナチュラルメイクの女の子好きぃ~」じゃい。カーッ、ペッ、ペッ!

そんな話。