私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【うつ病】論破で得る快感を会話の楽しみにしている人とは話せない

糞みたいな会社事情を書いておこう。
私の勤務している会社はビルが複数個あり、私の常駐しているビルと会議をするビルは徒歩15分程度離れている。
ファッキン。
例えば一人で出席する会議であれば、散歩となるので気楽であるが、誰かと共に出席する場合、少なくとも往復30分程度のコミュニケーションが発生するのである。
再び、ファッキン。

先日、ADHD診断の際に「君は社会性スキルが低いね。大丈夫、ちょっと社会で生きづらいだけだから」と先生にお墨付きをもらった社会性スキルの低い私が、1時間の半分も他人の顔色を伺いながらヘラヘラしなければならないというのは地獄でしかない。
そんな地獄で、先日、一週間ほど倒れていたときの話をすると「雑兵Aさんはあきらかに栄養不足ですよね!」と意気揚々と語られた。

曰く「雑兵Aさんは栄養不足です!栄養不足が身体症状に出てるし、見た目にわかるってことは内臓はもっと栄養不足なはずです!私、趣味で栄養学を勉強しているんで、すごくわかります!」だそうだ。
圧がすごい、圧が。

今思えば、オタクが好きなジャンルについて話を振られた際の、所謂2chで有名な「ハルヒをメタSFとして見ている変わり者コピペ」みたいな状況なのだろうが、そんな心の余裕、うつ病の私にはなかった。
ゆえに、彼女の言葉はこう変換された。

「食べ物の改善をしていないからダメなんですよ!」

まあ、言いたいことはわかっている。自分も、それなりに食生活は改善の余地があると理解している。しかし、それができるほどの体力が残っていないからこうなっているのだ。
一応、その後、彼女には「私がうつ病発達障害を併発している」と伝えたのだが「だからこそですよ!」と話を聞いてくれなかった。

彼女の顔は誇らしげだ。言いたいことが言えたのだ。そりゃあ相手を論破し、持論を発表するのはさぞ気持ちよかろう。しかし、それ以降、私は彼女と必要以上に話すのをやめようと思った。
理由はシンプルである。論破による快感を会話の楽しみにしている人と会話を楽しめる自信はないからだ。できることなら小学生レベルの内容で笑っていたい人なので、高尚な趣味による論破について楽しいという感情は生憎、持ち合わせてはいないのである。

今日、彼女が出社したとき、涙が出そうになった。手も震えた。怯えているのか。もう、駄目そうだ。