【仕事/退職】退職する際に返却するあれこれの話
そもそも、仕事を辞めるというのは大きな決断である。
今まで務めてきた地位を捨て、あらたな場所へと旅立つ。人はそういった場合に清々しく感じるのか。あるいは負担に感じるのか。
さて、そういったポジティブとネガティブの狭間にいる退職者の皆様に、今日は退職する際、会社へ返却するものの話をしていこうと思う。
経つ鳥跡を濁さず。今日も涼やかに退職していこう。
【目次】
Q:退職時になにを返却しなければいけませんか?
お答えしよう。『会社から支給されたものは全部返却しなければならない』である。
そもそも、会社から支給されたものは『会社のもの』である。
『お前のもの』は『おれものも』だが、『会社のもの』は『会社のもの』である。
PCやレコーダなどの電子機器、社員証や名刺、その他書類等を持ち出している場合はそれも返却対象である。(昨今、書類持ち出しはないと思うが)
また、これらに付随してPCを持ち運ぶ用のカバンや、マウスなども返却対象になるので覚えておこう。
会社によっては『返却用リスト』を作成してくれる場合もある。
それが送付されてきた場合は返却忘れがないか、必ず確認しよう。
Q:制服とかってどうすればいいですか?
制服も『会社のもの』にあたるので、返却をしなければならない。
たまに、アルバイトとかで着ていたTシャツを返却しない人もいるが、間違いなく窃盗になるのできちんと返却するべし。
また、返却する場合はきちんとクリーニングに出してから返却をする。
「糞会社だったし、汚いまま返却してもいいよね?」とか思っている人がいるが、糞会社が相手でも糞を塗りたくってはいけない。
あなた自身が手を汚さないように、きちんとクリーニングへは出そう。
Q:直接手渡ししないとだめですか?
返却時、どうしても気になるのが『返却物の返却方法』である。
もし、あなたが挨拶がてら行けるような会社であれば手渡しをしても問題はない。
しかし、会社に行きたくない場合や、通常は返却物を郵送で送付する。
袋や段ボールへ詰めて郵便局に行き「送りたいです」と伝えれば処理してくれるので、安心である。
このとき、会社側へ「いつごろ着きます」と伝えると丁寧である。
すべて返却して今の会社と綺麗に別れよう
物品を持っている状態で退職してしまうと最悪の場合窃盗扱いされる。
最後にきちんとすべて返却しているか、必ず確認しよう。
余談だが、自分が退職したあと、自席は必ず片付けられる。
退職前に机の中もきれいにしておこう。