私は雑兵

社内ニートが自律神経と戦っています。

【新入社員】おい!目を覚ませ!それはブラック企業だ!

f:id:tawashi_ch:20190410145124p:plain

先日、会社の先輩が会議室から帰ってくる際に知らない男性に「お疲れ様です」と声をかけられたそうな。

おそらくどこかの会社の新入社員が先輩社員だと思って声をかけたに違いあるまい。

オーラですよ、先輩、大物のオーラが出ているんですよ。

 

ところで、このブログのPV数が4月から爆発的に伸びているのだがこれはどういうことだろうか?

あれか。新入社員たちがこぞって「ふええ、社内ニート嫌だよぉ……あ、社内ニートのブログだ……」となっているのだろうか。

……と思ったのだが、もしかしたら新入社員たちが「会社糞!まじDM3(大学生に戻りたい3秒前)」なのかもしれない。

 

【目次】

 

最近の新入社員研修が洗脳に近い件について

togetter.com

 

2017年ごろの記事で恐縮である。

なにせ、朝読んだ記事をたどれなかったもので。

 

朝いちではてなブログのトップに新入社員の嘆きが書いてあった。曰く「研修へ行けば大声を出させられ、辛い日々」だそうだ。

 

ブラック企業という言葉が普及したのはずいぶんと前のような気がするが、それと同時に注目を浴びたのが新入社員研修である。

様々なネットに落ちているやばい新入社員研修というのは

 

  • 研修施設(都会ではない)への隔離
  • 情報の遮断(携帯電話の没収)
  • 行動の強要

 

の3点がそろっているようだ。

これに加えて、

 

  • 全員で同じ行動をさせ、輪が乱れたら連帯責任
  • 体力を奪うために過度の運動をさせる
  • 人格を否定され、恫喝させられる

 

という対応も共通点である。

 

もし、この記事を読んでいる新入社員諸君が上記にあてはまる研修を受けているならば、まずブラック企業であることを疑った方がよいだろう。

 

そもそも洗脳のパターンはいつの時代も同じなのだ

では、なぜ上記の研修が「やばい」のかというと、単純に洗脳と同じ手順をとっているからなのだ。

 

古今東西、宗教学などを存分に学べば洗脳という行為にパターンがあることが見えてくる。洗脳のサイクルというのは端的に書くと

 

【洗脳サイクル】

情報の遮断

体力を強制的に奪う

恫喝等で精神敵疲弊をさせる

上記を行った本人が洗脳する相手をほめる

 

というものだ。

これを新入社員研修に当てはめると

 

【やばい新入社員研修】

施設へ隔離し、携帯電話を没収(情報の遮断)

ラソンなどの過度な運動(体力を強制的に奪う)

人格否定(恫喝等で精神敵疲弊をさせる)
※例:「お前の時間は自分の時間ではなく会社のもの」「お前の代わりはいくらでもいる」等

最後の最後で合格を出す(上記を行った本人が洗脳する相手をほめる)

 

となるわけだ。

外界から隔離し、情報を遮断することで、まずは自身の置かれた状況の正誤を判断できなくする。

次に根本的な体力を奪い、思考と行動を鈍らせる。

さらに精神的疲弊をさせ、洗脳しやすくし、最後にここぞというところでほめることにより「あぁ、この人が厳しくしてきたのは僕のためだったんだ!」と錯覚させる。

 

……うん、普通に宗教だよね。

 

おい!目を覚ませ!それはブラック企業だ!

というわけで、上記を呼んでゾッとした人はすぐに就職した先はブラック企業かも?という選択肢を入れておいてほしい。

 

恐ろしいことに、企業自体はホワイトでも新入社員研修を地獄に落とす企業に委託している会社も存在するので、その辺はきちんと見極めておこう。

 

……恐ろしい世の中かな。新入社員を洗脳し、企業的に扱いやすくする、という仕事をしている企業が存在するのだ。

 

何事も知識による自衛は大事である。

新入社員諸君がこの先もホワイト企業で働くための参考にしていただけたら、これ幸いだ。